超人の物語

自分にとって簡単なことを選ぶ。

難しいことが続かないのは分かってる。
だから、極力簡単な行動をしています。

ですが、その「簡単」は誰が決めたことでしょう?

簡単なことをする

簡単なことしか続きません。これは事実です。ルールを覆すことはできません。

なので、習慣化メソッド的な本には

  • 少しだけする。
  • シンプルにする。
  • 1歩目だけする

こういったアドバイスが並びます。

これらのアドバイスは無論正しいのですが、その少しだけが簡単だと誰が決めたのでしょう?

それを考えないと挫折を繰り返します。

他人の簡単に騙されない

他の人の「簡単」という言葉に騙されてはいけません。

料理が得意な人は、野菜を切って炒めるだけ、ね?簡単でしょ?と言ってきます。
料理をしない人からしたら、フルマラソン走れと言われている気分です。

おじいちゃんおばあちゃんがスマホで写真を撮るのに毎回悪戦苦闘しています。
我々からしたら、簡単なことなのに、なんでできないんだろう?も思ってしまいますが
それが全く簡単ではないのです。

1日10分のエクササイズだけでいい!簡単でしょ?
1日1分のエクササイズもできないのに、10分なんて夢のまた夢です。
1日10分のエクササイズが簡単なんて誰が決めたのでしょうか?

膝に痛みを抱えている人からしたら、散歩ほど苦行なものはありません。
極度の冷え性の人が冬場に散歩するなんてこと、できるはずがありません。
夏場は40度近くなるのに、10分だけでも散歩したら、それだけで干からびてしまいます。

運動することが楽しいと感じる人で、
時間的余裕がある人にとってだけ、10分だけのエクササイズは簡単ということになります。

あなたにとっては、難しすぎる行動です。

そして、難しすぎる行動は絶対に続きません。

自分すら簡単と錯覚する

他人が簡単だという価値観を押し付けてくることの一番の問題は、押し付けてくる行為ではなく。
他人にもできてるんだから、自分にも簡単だと錯覚してしまうことです。

そして、みんな簡単にできていることなのに、自分は、そんな簡単な事すらできないのか、と落ち込み、自己肯定感を無くしていくのです。

他の人は全員簡単にできていることなのに、自分にだけできない。
これほど自分を傷つけることは他にはありません。

他の人もあなたと同様に出来ていないですし。
あなたに欠陥があるわけでも、他人よりも劣ってるわけでも決してありません。

落ち込む必要は全くないです。

やろうとする行動を選び間違えた

それだけです。

自分にとって簡単なのか考える

自分にとって簡単な行動なのか考えてみましょう。
この視点が抜けていることが多いです。

運動する習慣をつけたいなら、10分間の散歩だけが唯一の答えでしょうか?

泳ぐのが好きなら水泳でもいいです。
外にでたくないなら、ランニングマシンを買えばいいでしょう。
運動が嫌いすぎる人は、どうやっても難し過ぎるので、やらなくていいとは思いますが
水を積極的に飲むようにして、トイレに立つ回数を増やすという工夫もできます。

まとめ

他人の簡単は、あなたにとっての簡単ではないので無視する。

1回だけする
はじめの1歩目だけする
こういった行動を簡単にする工夫は大事だが、そもそもが自分にとって簡単な行動を選ぶ