色々な情報の中から、自分にとって有意義と思えるものを選び取っています。
良い情報を手に入れようと頑張っている人も、そもそもの情報源というものには、無頓着な場合が多いです。
そもそもの情報源も絞ったほうがいいですよという話
どんな情報も無意識に影響する
自分は、よくない情報、間違った情報などは、しっかりと取捨選択できるから大丈夫と考えてしまいますが、人間は思った以上に、周りからの影響を受けています。
馬鹿な友達と一緒にいたら馬鹿になる。
その人は、馬鹿な友達とつるんで自分も一緒に馬鹿になろうと考えている人は少ないはずです。
ですが、自分だけは馬鹿じゃなくいようと決心していても、周りと同じレベルになってしますものです。
自分の意思では抗えない強力な力が発生します。
周りが馬鹿なのに、自分だけ賢くいようというものは、到底無理な話になってきます。
逆にいえば、周りが賢いのに、自分だけが馬鹿でいることも、また無理な話になります。
情報も同じです
程度の低い情報も、高い情報も全てを仕入れてから、自分の中で取捨選択する
こういった方法を取っている人が多い気がします。
いろいろな情報が入り乱れるテレビ
yahooニュース、とかスマートニュースとか、新聞とか
このあたりから情報を仕入れている人は注意です。
事実情報だけなら、問題になりませんが
そういった情報サイトには、書き手の思考、感情が必ず入りますし
一般人からのコメントも多く書かれているます
そういった情報の影響を全く受けないということは無理です。
この情報は、間違っているな
この情報は、印象操作を狙っているな
こういうことを分かっていたとしても、その意見の影響は必ずあります。
いろんなニュースに触れることで、教養が身につくとか
悪い本や教師からは、反面教師として学べとか
そんなことは狙ってしなくていいです。
それは仕方なく仕入れた情報に対してのみ、取るアクションになります
いろんな意見に触れるのは大事
色々な意見に触れることでのメリットはありますし
意味がないこととも思えません。
思考のかたまらない中学生であれば、図書館にある本を端から端まで読むくらいの気概でいいと思います。
色々意見に触れるのは大事ですが
現代の私達は、いろんな意見に触れすぎています
そして、いくら情報源を絞ろうが、わたしたちの触れている情報量は膨大です。
昔の人が一生で手に入れる情報量を、現代の人は一週間で手に入れているという話は有名です。(この説が正しいかどうかは分かりませんが)
情報量が多過ぎることは、否定できないでしょう。
ほとんどの情報は、自分に関係ない
今日はいくつの情報を目にしたでしょうか
その中で自分に関係のありそうなニュース
覚えているニュースは、どれくらいあるでしょう
下手したら、一個も覚えていないなんてことあると思います
「賢い人が考えていること10選」
こういった記事はクリックしたくなりますが、何一つ覚えていないですよね
情報の9割以上は、あなたに関係のない、自分に血肉にならない情報になります。
血肉にならないだけなら、時間の浪費というデメリットだけで済むのですが
さきほども話した通り、どんな情報もあなたの無意識に影響を与えます。
であれば、わたしたちにできる対策は
最初から仕入れる情報を制限するという方法しかありません。
お菓子コーナーにいかない
健康に気をつけている人は、お菓子コーナーにはいきません。
お菓子コーナーに、身体に良いものが置いていないことを知っているからです。
お菓子だって常に入れ替わっているので、新しく置かれているお菓子は身体にいい可能性もあります。
ですが、お菓子コーナーに置かれている時点で、健康に悪い可能性が非常に高いと推察できます。
全てのお菓子をみて、このお菓子は健康にいいのか?悪いのか?
そんなことを考えてたら、大変ですよね
健康に気をつけている人がどうしているかというと
生鮮食品売り場の中から、今日はどれを食べようか?と選択するのです。
もちろん、生鮮食品売り場であっても、健康によくないものを売っている可能性はあります。
ですが、健康によくないものが売っている確率は、お菓子コーナーの比ではありません。
お菓子コーナーをじっくり回って
今日は健康的な食事をするぞと決意できる人は少ないです。
お菓子コーナーは健康に悪いとわかってはいても、お菓子コーナーにいるだけでお菓子を食べたくなります。
まとめ
情報の取捨選択だけでなく、情報源の取捨選択もちゃんとする。
どんな情報にも影響をうけるので、自分は影響を受けないから大丈夫と考えない。