リハーサルは効果的です。
ぶっつけ本番とリハーサルありとでは、成功率にかなりの差があります。
あなたの身につけたい行動はリハーサルしていますか?
何もない状況でリハーサルする
リハーサルは、実際にその場面になくてもやる練習です。
あなたが子供に対して、次からはもっと辛抱強く接しようと考えたとします。
次に、あなたと子供が対立した時に、理想通りに接することができるでしょうか?
おそらく、また失敗して、落ち込むの繰り返しになると思います。
もっと辛抱強く接すると決めたのなら
子供がいない場面で、子供と接するリハーサルをするべきです。
あなたが、家の鍵を決まったところに置くようにしようと考えたとすると。
次に試すのは、明日外出から帰ってきたときですか?
失敗を予言するのは良くないですが、おそらく明日になれば、いつも通りの行動をするので、鍵は決まった場所に戻すことをしていないと思います。
そこで、リハーサルです。
玄関から入ってきて、鍵を決まったところに置く
この動作を繰り返してみてください。
何回もリハーサルをする
リハーサルは1回や2回では不十分です。
最低10回やると決めてください。
18時に勉強机に向かうと決めたのなら
時計の針を動かして、17時59分から18時になったら、座るという動作を10回繰り返してください。
食事後に体重を測ると決めたのなら
食事したふりを何度もして、その後に体重計に乗る動作を10回くりかえしてください。
無意識を信用して、意識を信用しない
行動のリハーサルは無意識に覚え込ませる作業です。
あなたは、こんなことして意味があるのかな?と考えながらやるかもしれませんが、意味があります。
自分は、ちゃんと覚えていられると考えるのは
思い上がりのナルシストです。
自分は覚えていられないけど、何度もやったから体が思い出してくれる。
これが現実主義の考え方です。
次から気をつけるではなく、今から気をつける
なにかを注意された後に、このように返してませんか?
「次から気をつけます」
素晴らしい対応ではありますが、皆さんはもう一歩すすんでみてください。
「今から気をつけます」
このようにと言って、その場で10回リハーサルしましょう。
まとめ
なんでもリハーサルをする。
嘘でもなんでもいいから、繰り返した行動は習慣になると考えましょう。
今はリハーサルなのか、本番なのか、脳には区別がついてないです。