私達が使う目標という言葉には、いろんな意味が含まれています。
〜目標、〜目標などと分けて書いているものも多いのではないでしょうか?
それを同じと考えていては、目標達成が遠のいてしまうかもしれません。
思い出す目標と思い出さなくてよい目標
目標達成において、目標を大別するならば
思い出す目標と思い出さなくていい目標に分かれます。
別の言い方をするならば
思い出す目標とは、行動目標。
思い出さなくていい目標は、結果目標です。
例えば、ダイエットにおいて
5キロ痩せるは結果目標
運動するは行動目標です。
5キロ痩せるという結果目標は、毎日思い出さなくてもいいです。
けれど、朝7時に家の周りをウォーキングするという行動目標は、毎日思い出さなくてはいけません。
何をするかの行動が明確であれば、結果目標は思い出さ無くてもいいのです。
結果目標の使い方
結果目標は、意味のない目標ということではありません。
結果目標にも使い方があります。
①計画をつくるのに使う
②モチベーションを上げるのに使う
③フィードバックするのに使う
①計画を作るのに使う
行動目標は結果目標から逆算で考えます。
TOEIC900点とりたいから、毎日勉強する
5キロ痩せたいから、毎日運動する
行動目標は結果目標ありきですので、当然最初にあるのは結果目標です。
②モチベーションに使う
自分の結果目標を思い出すとモチベーションがあがります。
すっきりしたジーンズを履けるようになった姿を思い浮かべると、モチベーションあがりますよね。
しかし、モチベーションは浮き沈みがあり、それに頼るのは間違いです。
あくまで、 その場しのぎに使いましょう。
③フィードバックに使う
結果目標はフィードバックに使います。
どうなれば正解なのか分からなければ、行動目標を見直すこともできません。
毎日運動するという行動が続けられていたとしても、実際に痩せてなければ計画を練り直す必要があります。
思い出すべき結果目標もある
基本的に結果目標は思い出さなくていいですが、思い出した方がよい結果目標も存在します。
それは、内在させる目標です。
内在させる目標とは、例えば
私は、優しい人になる
私は、楽しく生きる
などの、自分の行動指針になる目標です。
全てのことは、計画通りには運びません。
むしろ、計画通りにならないことがほとんどです。
そんな時に頼りになるのは、行動指針になる目標です。
自分はどういう人間にありたいか、これは、結果目標にあたりますが、例外に対応するための目標になり、内在目標となります。
が、今回は置いておきましょう。
まとめ
結果目標は、計画を作る際に利用し、計画を作り終わったら忘れて、定期的に結果確認をすればいい。
行動目標は、習慣化するまで、毎日思い出す。
習慣化したら思い出さなくてもいい。
目標という言葉を使わずに、結果と行動という言葉に分けてみる