このブログではよく
認知の歪み、認知バイアスの話題がでます。
それは、認知の歪みによって、正確な世界が見れておらず。
正確な世界が見れてないことによって、間違った方向に行きがちだからです。
ですが、正しい方向に、向かっているなら、認知が歪んでても問題ないですよ。
認知の歪みに気づくのが大事
メタ認知の視点に立つと、視点が広くなります。
喧嘩をすると、相手にも言い分があることを忘れて、自分が絶対正しいと思ってしまいますよね。
そこで、メタ認知の視点をもって
自分の意見は、本当に正しいのか?
自分は、なぜ怒っているんだ?
自分の記憶は本当に正しいのか?
なんて考えると、喧嘩から、理解、問題解決にすすめますよね。
それを考えた上で
自分の考えは間違っているのは分かっているけれど
これが自分の価値観だから、相手につたえる。
自分の認知の歪みに気づいた上で、歪んた認知を選択するのか
自分の認知の歪みに気づかずに、歪んだ認知を選択するのでは
同じ選択をしたとしても、大きな開きがあります。
そもそも正しい認知なんてない
極端な認知を正すことは大切ですが、全くのニュートラルな認知は存在しません。
客観的な事実、客観的な見方なんて、言いますが
比較的客観的、比較的事実に基づいているというだけで、人の脳が介在しない認知は存在しないんですね。
なので、どこまで突き詰めても、自分は正しい認知をしているってことにはならないんです。
もし、そう思っている人がいるならば、その人こそが1番認知が歪んでいます。
認知は歪んでいていい
例えば、自分はサウナが好きだ
このことについて、本当にサウナが好きなんだろうか?何か認知が歪んで好きって思っているだけなのではないか? ってことは考える必要は、あまりないんですね。
好きな物は好きで楽しめばいいわけです。
疑うことで、より自分のことが分かるというメリットはありますが
柔軟性のある自己イメージは、柔軟性のある思考をつくる。
例えば、私の彼氏が一番カッコイイ
貴方の彼氏が1番カッコイイということはないですよね。
それは現実と離反しているわけです。
だからといって、私の彼氏は、中の下くらいカッコイイって間違った認知を正す必要はないわけで
私の彼氏が一番かっこいいが、あなたを一番幸せにしてくれる歪んだ認知だからです。
例えば、怒った時に、あの人は虫の居所が悪かっただけ ってリアプレイザルすることは
むしろ、認知を歪めることで自分を守る方法です。
相手が、私のことを気に入らなくて怒鳴っているという事実を見ないようにしてるんですね。
ですが、それは、自分を守るための大事な歪んだ認知です。
まとめ
認知の歪みに気づくことは、よりよい判断を下すために有効なこと
全ての認知の歪みは悪ではない。
自分の価値観にそった認知であれば、それでいい