成長マインドセットの形成は、どのように褒めるかが大きく関わってきます。
子供や部下に対してだけでなく、自分を褒めるときも同様です。
正しく自分を褒めて、伸ばしてあげましょう。
結果よりも努力を褒めるだけでは、危険
結果よりも、努力を褒めるのは、成長マインドセットを育む上では大切な考えになります。
かと言って、結果を完全に無視するのは良くないことではあります。
大切なのは、結果と努力がどのように結びついているか理解させてあげること。
英語の勉強を努力したけど、テストの結果は悪かった。まぁ、頑張ったし良しとしよう
基本的に結果がついてきている場合は、この考えは良いです。
ですが、この考え方だけだと、危険性も孕んでいます。
努力=結果だと、努力すれば結果が手に入ることになりますが
実際は、努力だけでは結果は手に入りません。
努力を効率よく、目標に直結する努力を選択する戦略、また運も大きく関わってきます。
努力のみが大切と考えてしまって
テストの結果が悪ければ、勉強をした意味が無いと考えてしまう。
自分は英語の才能がないから、諦めようとなってしまう。
自己効力感がさがり
硬直マインドセットにもなってしまうんですね。
戦略は大切
抑えておきたいのは
努力×戦略=結果 という式です。
結果を得るには、正しい戦略をする必要があります。
数学のテストで、よい点数が取りたいのに
英語の勉強を頑張っても仕方ないのです。
数学のテストで、よい点数が取りたいのに
基礎問題を100問こなしても仕方ないのです。
数学のテストで、よい点数をとりたいならば、正しい方向で努力をする必要があります。
褒め方のテンプレート
「こういった正しい戦略で、たくさん努力したから結果がついてきたね。」
「努力いっぱいして偉い、けど結果がついてこなかったのは、戦略が間違ってたのかもね」
「結果がでなかったのは、何が足りなかったんだと思う?努力が足りなかった?戦略が間違えてた?どっちだろうね。」
自分に対しても、反省の仕方、褒め方も同じです。
まとめ
努力についての不足は、判断しやすいですが、戦略の正解、間違いは、簡単には分かりません。
正しい戦略をとる為の知識は収集しなければいけません。