自己イメージと思考には関係性があります。
自分は人に優しい人間だと思っていれば、人に優しくしますし。
自分は、環境問題に配慮している人間だと思っていれば、環境に優しい行動をとるようになります。
つまり、自己イメージが多いほど、色々な可能性を思考し、行動できるということです。
自己イメージが、情報に価値を置く
私たちは1日に膨大な情報を見聞きします。
ですが、ほとんどの人がほとんどの情報を聞き流します。
それは当然で、全ての情報が頭に残った状態では1時間もしないうちに、脳がパンクしてしまいます。
そうならないように、不要な情報は捨てていくわけです。
不要な情報と必要な情報を振り分ける基準は何かと言うと、自分に関係あるかどうかです。
自分に関係ある情報は残り、自分に関係ない情報は残りません。
自分に関係あるかどうかが、情報に価値を与えます。
情報の数がアイデアの数
自分の興味の範囲が増えるほど、価値のある情報が増えます。
自分の興味の範囲が増えるほど、脳に残る情報が増えます。
脳に残った情報は、思わぬ形で繋がります。
自分が意識していないところで、新しい考えが生まれるのです。
それは、脳に残った情報が多いほど、アイデアが生まれることになります。
役割から自己を考えてみる
自己イメージを考える際に、やりやすい手法は、役割から自己を考えてみる方法です。
自分の役割は何でしょうか?
学生としての自分
社会人としての自分
親としての自分
子供としての自分
彼女としての自分
部活員での自分
友達としての自分
それぞれの役割で、自分が違ってくると思います。
それぞれの役割で、自分がどういう人なのか考えるのが、様々な自己を考えるキッカケになると思います。
矛盾した自己が面白い
矛盾した自己を規定するのも、面白いです。
自分は優しい人間だ
自分は優しくない人間だ
これらの2つは矛盾していますが、実際はよくある事です。
常に優しい人はいませんし、常に優しくない人もいません。
自分は優しい人間だと規定したならば
募金の場に立ち会った場合は、募金する選択をするでしょう。
こういった2つの矛盾した自分を規定したならば
募金の場に立ち会った場合は、
この募金の意図はなんだろう?
募金をしない行動をとったらどうなるだろう?
誰が募金をつのっているのだろう?
こういった疑問を持ち、こういった情報を集めだします。
それは、自分に関する情報が多くなるということです。
自分が矛盾していることを受け入れることは、世界の矛盾に寛容になるということです。
アイデアはカオスの中から生まれます。
整然とした思考、整然とした世界からアイデアは生まれにくいのです。
まとめ
自己イメージを増やすと、アイデアが生まれやすくなる。
情報が脳に残る量が増えるので、疲れるので一長一短