以前、楽しむ努力をしようという記事を書きました。
楽しくないと続かないよってこと
自分にとって有意義なもの、今は楽しくないと感じているけど、自分のために続けたいと思っているものは楽しくなるように努力するといった内容です。
やりたくもない仕事など、全てのことを楽しむ努力をする。 というのは違います。
楽しめないものは楽しめないものです。
楽しめない事は正面から捉える
楽しめないことへの対応手段として、やってはいけないのは、無理に楽しもうとすることです。
やりたくもない事を、無理に楽しもうとするのは、逆効果で、苦痛な行動がより苦痛に感じてしまします。
楽しもうとするということは、楽しくない所に注意を向けて変えようとするということなので。
楽しくない事との付き合い方は、目を逸らさずに、そのまま捉えることで。
今、ストレスを感じてるな―、この仕事はつまらないなー、早く終わらないかって頭の中で考えているなーと感情を否定せずに観察する。
マインドフルネスの考えですね。
ネガティブな感情が芽生えたとしても、ネガティブな感情に振り回される必要はありません。
淡々と、やらないといけないからやる と割り切るのが良い手段です。
楽しまなくてもいいが、必要だと考える
やりたくないこと、楽しくないことも人生には必要です。
後々に、今の辛かった経験が役に立つ時がくる的な話ではありません。
大概のことは、将来的にも役に立たないですし、逃げられるなら逃げたほうが賢明です。
人生をトータルで考えた時に、苦労がある人生の方が、人生満足度が高いです。
人間はコントラストでしか、物事を考えられません。
何不自由なく暮らしてきた人が一番幸福な人ではありません。
何不自由なく暮らしてきた人こそが一番不幸な人かもしれません。
今やっていることが、自分の未来に意味がないことだとしても、苦痛そのものには意味があります。
心理学の古い考えに、苦労の総量=幸福の総量という式があります。
この式が、本当に正しいのかどうかは分かりませんが、この式が正しいと思って生きる分には悪くないんじゃないですかね
まとめ
自分がやりたいこと、続けたいことは楽しく
自分がやりたくないこと、どうしても楽しめないことは、無理やり楽しもうとせずに、そのまま受け入れる。