何かを始める時、何かを止める時、その行為をすることのメリットは考えますよね。
メリットを考えるとモチベーションがあがりますし、メリットを実感すればするほど、行動が強化されていくので、メリットを考えること非常に有効な手段です。
そのメリットを完全に活かしきれてないかもしれません。
メリットはいっぱい書く
いま、習慣づけたい行動のメリットはなんですか?
何個くらい思いつきましたか? 1個か2個、よくて4個か5個でしょうか。
習慣づけたい行動のメリット10個以上は書き出してください。
一つのメリットの問題点は、そのメリットを享受できない場合があるということです。
例えば、食事制限の習慣をつけようとしていたとします。
そのメリットを『痩せる』のみにしてしまうと、痩せなかった場合にモチベーションがだた下がりします。
だってメリットが享受できてないのですから当たり前ですよね。
そこで、メリットを2つ書き出して、『痩せる』ともう一つ『食費が浮く』とあればどうでしょうか?
食事制限の結果痩せなかったかもしれませんが、食費は浮きました。
この成功体験、メリットの享受こそが、モチベーションを維持させるのです。
今の例えば2個にしましたが、それが5個10個になったらどうでしょうか?
9割が失敗したとしても、1つのメリットが享受できたら成功といっていいのではないでしょうか?
短期的なメリットをいっぱい書く
メリットをあげる時に、大切なポイントは
短期的なメリットをいっぱい書くことです。
また、ダイエットを例にとってみますが
メリット1 痩せる
メリット2 健康になる
メリット3 モテる
メリット4 昔買った服が着れる
このようにメリットをたくさんあげるのは正解ではありますが、これらメリットが享受できるのは、いつでしょう?
一ヶ月後か一年後かは、頑張り次第ですが
少なくとも明日には享受できませんよね。
けど、私たちは明日のモチベーションが欲しいわけです。もっと言うと今日のモチベーションが欲しいわけです。
一年後の幸福のために、頑張れているなら誰も苦労しません。
ですので、明日享受できるメリット、今日享受できるメリットを多く書きましょう。
長期的なメリット、中期的なメリット、短期的なメリットを全て合わせて10個のメリットを書き出してみてください。
メリット5 食費が浮く
メリット6 翌日のメイクののりが違う
メリット7 外を歩くのが気持ちいい
今日のご褒美は今日の内に
まとめ
メリットは多ければ多いほどよい。
特に短期的なメリットを多く意識すると習慣が続く。