みんなと同じということは、安心感があります。
ダウンロード数100万のアプリとダウンロード数100のアプリが同程度の性能だったならば、100万ダウンロードのアプリを使うに決まってますよね。
ダウンロード数100のアプリは、ウィルスに感染するんじゃないかとか、性能に不備があるんじゃないかとか考えてしましますよね。
人間は、社会的な動物なので、みんなと同じ行動がいいと判断するのは、遺伝子レベルの話。
個人の趣味嗜好の話ではない。
それが人間の特性ならば、活かすほかない。
みんな使っているが一番強い
インターネットショッピングで売れ行きがいいのは、高評価が多い商品ではなくレビュー投稿の多い商品になっている。
経済的に考えれば、消費者は、良い商品を買いたいと思うので、高評価が多い商品を選ぶべきだが、実際は皆が使っているということを優先する。
売上一位=良い商品とはならない。なぜなら、人は商品を見て選んでいるわけではないから。
みんなが持っているかどうかを気にして買っているだけと理解する。
少数派、悪い事でも関係なく使える
皆と一緒という言葉は、実際は少数派であることにも使える。
『飲酒運転が多発しています。』
飲酒運転をしている人間が、飲酒運転をしていない人間よりも多いということはないです
ですが、飲酒運転が多発していると書かれると、自分も飲酒運転していいんだという思考になってしまします。
肥満が増えているというニュースを流すと、肥満の人間が増える。
こちらも同じ原理で、肥満は普通のこと、皆と同じことなんだと認識するのが原因になっています。
ダイエット企画が行われるのは、皆が興味あることなので、視聴率が取れるという側面も、もちろんありますが
飲食業界のスポンサーが多いテレビで、ダイエットを推薦するのは、理に適っていないようにみえて理に適っているのです。
ダイエット企画のテレビは、肥満を増やすことに一役買っています。
多数派意識を生活に活かすには
みんなと同じがいいという気持ちの強さが分かっていただけたかと思います。
それに、踊らされるのも、利用するのも貴方次第です。
利用の仕方は簡単で。
自分がやりたいことは、みんなやっていると思う。
自分がやめたいことは、みんなやってないと思う。
これだけです。
これだけですが、いつも言ってるように、人間は意識は変えられません。
変えるられるのは環境です。
やりたいことをやっている人間と仲良くする。
やめたいことをやっている人間とは距離をとる。
SNSで、やりたいことをやっている人間をフォローしまくるのもいいでしょう。
まとめ
人間は、みんなと同じに安心する。
みんなと同じの『みんな』を選択することで、やりたい事をできるようにする。