忘れがちで、しかし重要な行動が、ここに一つあります。
それは、達成感を感じるということです。
物事の締めに行われる、重要なエッセンス。タスクが終わったら終了ではありません。タスクが終わって、そのことに気持ちよくなったら、そこで終了です。
達成感を味わわないといけない理由
達成感を味わうのは大切です。その理由は
人間は気持ちのいいことしかやらないからです。
つらいこと、やりたくないことを意志の力で抑えつけて、実行できるのは、最初の数回だけです。
しかし、目的のためには、やりたいことをやっていかないといけない場合もたくさんあると思います。
なら、私達が取れる手段は一つで、楽しくないことを楽しいと脳に覚え込ませる これにつきます。
楽しくないことを楽しいと脳に覚え込ませる手段は、いくつかありますが
その中でも特に効果が大きいのが、達成感を味わうという行動になります。
成長は楽しいんだ。これを脳に覚え込ませたら、人生はイージーモードです。
小さい勝利が、大きい勝利を掴み取る鍵
達成感を感じるさいに大切なのが、小さい事に達成感を感じるということです。
大きな仕事を成し遂げた後は、意識しなくても誰しもが達成感を感じるものです。
小さな勝利は、やる気をださせます。
大変なタスクは、朝一番にやれと言われてきましたが、最近の研究では、朝は小さなタスクを片付けたほうが、やる気がでて生産性が高い傾向にあることが分かっています。
いくら、小さなタスクをたくさん片付けても、達成感を感じることを疎かにしていては、やる気が出るどころか、まだ大きいタスクが残ってるな、小さい仕事ばかりやって、自分はダメだななどと考えてしまい、逆に生産性は落ちてしまします。
達成感を感じるポイント
大きなポイントは一つです。一つだけ覚えて帰ってください。
その大きなポイントとは
タスクを小さくすることです。
今日一日、仕事頑張ったな― では長すぎます。
一時間集中して仕事できたなー でも長すぎます。
25分間集中できたなー これくらいが妥当です。
もちろん、時間で区切る必要はありません。
だいたい25分以内に終わるように目標を設定することが大切ということです。
例えば
本を一章読み終えたら、読み切ったぞと達成感を感じる。
参考書2ページ進めたら、達成感を感じる。
これくらい小さなタスク、小さな目標をたくさん設定していくべきです。
階段を一段一段登っていったら、いつのまにか上の階にきています。
そして、もちろん ここでもIf thenプランニングを使いましょう。
本を一章読み終わったら → 達成感を感じる時間をとる
同様なことを、あなたのIf thenプランニングに追加していきましょう。
注意点
達成感を感じる行為にも、注意点があります。
それは
①こんなに頑張ったんだから、十分だよね。もうやらなくていいよね という思考に陥ること
②達成感を味わいたいがために、不必要な簡単なタスクをこなすようになる ということ
①の対策としては、今が全体のうちのどのあたりにいるのかを、把握するということです。
達成感を感じたら、未来へ思考を切り替えるということです。
満足感を得るのは大切ですが、過去の功績を見続けるのは、それは間違った取り組みです。
②の対策としては、計画をしっかりとたてることです。
計画をたてて、必要なことを、小さいゴールに分割していくというステップです。
その場その場で、今から何をしようかな?と考えていては、簡単なタスクばかり探すようになり、重要なことが先送りになってしまいます。
まとめ
目標を達成したなら、達成感を味わうのがゴール地点
努力の効果を大きくしてくれるのは、最後のこの習慣にかかっている。