やる気の出し方について
理想と現実のギャップによって、やる気をだすために、理想の自分を思い描こう!
しかし、これだけでは危険です。足りません。
合わせて現実を見つめるステップも同時にしないといけません。
脳は理想と現実を埋めようとするもの
脳の特性として、理想と現実を埋めようとするというものがあります。
そこに自分の考えとか、今の調子とかいうものは介在しませんので、自分がどのような状態であろうとも、理想と現実のギャップを脳が感じていれば動いてしまうというわけです。
このタイプのやる気は使わない手はありません。
やる気をだすために
睡眠をしっかり取る。報酬を用意する。好きな音楽を聴く。友達と目標を共有する。
こういったもので生み出すやる気は、信頼できません。
このタイプのやる気も大切なので、意味がないと言っているわけではないです。
このタイプのやる気は、言い換えれば、身体が脳をコントロールしようとしていると言えます。
対して、理想と現実を埋めようとするやる気は、脳が身体をコントロールしているといえます。
脳が、身体に対して「動け」と命令をだしているので、自分の意志や状態がどうであろうと、動かざるおえないといった感じです。
例として、遅刻です。
朝、目が覚めたときに遅刻しそうになってます。するとモチベーションなんて関係なく、身体が勝手に動いてしまっていませんか?
遅刻しそうなときに、目的地に着くためのやる気をだすために、好きな音楽でも流そうかな なんて悠長なことをやっている人は少ないと思います。
それは、目的地についていないといけないという理想と、今の自分が布団の中だという現実との差を埋めるために、身体を動かす命令がでたのです。
理想と現実を埋めようとするやる気を使いこなす方法
理想と現実のギャップのやる気は強力ですが、使いこなせなければ意味がありません。
使いこなすには2ステップあります。
①理想を想像すること
②現実を直視すること
特に②番が大切です。
①の理想を想像することは、やりがちだと思います。
大学に合格した姿を想像してみるとか、みんなに認められている自分を想像してみるとか
引き寄せの法則、なんていう風に言われていたりもしますね。
想像しただけで、理想が寄ってくるなんてことはないので、聡明な人は敬遠しがちなところですが、全く使えないわけではないです。
しっかりと未来を想像する。これは第一ステップです。
第一ステップだけで終わっては逆効果になります。
理想を思い描くだけでは、脳はすでに目標を達成したと勘違いしてしまうために、逆にやる気がなくなってしまいます。
そこで大切なのが第二ステップの現実を直視する行程です。
今の自分が、目標から、どれくらいの位置にいるかを正確に測りとることです。
そうすることで、理想と現実のギャップによるやる気が発動してくれます。
まとめ
理想と現実の差を埋めようとするやる気は、自動的に脳が身体を動かすやる気なので、使わない手はない。
使う方法は、2ステップ
①理想を想像すること
②現実を直視すること
特に、現実を直視するということを忘れずにやってください。
いい気持ちにはなりませんが、大切なことです。