物事を続けられない、挫折してしまう理由は様々ありますが、その一つに想像力の欠如があげられます。
今から言う想像力は、鍛えないといけないものではありません。
少し頑張れば手に入るものです。
続けられない理由は想定の甘さ
今の人は、結果をすぐに求めすぎています。検索したら、すぐに回答が返ってくる環境にいるものですから仕方もありません。
「物事はゆっくりとしか変わらない」これを理解しているかどうかも、続けられる理由の一つではありますが、本題とは離れるので、今回は置いておきます。
もうひとつの結果をすぐに求める要因は、想像力のなさからくるものです。
もっと努力している
具体的に、何の想像力が足りないのかというと
ものごとを達成するために必要な時間、努力の量です。
成功者と言われる人たちが、成功した分野に費やした時間はどれくらいだと思いますか?
一ヶ月ですか?半年ですか?
自分が一番努力していると思いたがるのは当然でしょう。しかし、あなたよりの時間をかけて努力している人は、たくさんいるのです。
ダイエット企画、~するだけで何キロやせられるか?
VTRで取り上げられるのは、~をしているところだけです。
こういうものには、~するだけで痩せられるわけない。絶対裏でなんかやってる。という想像力は働かせることができるのに。
いざ自分のこととなると、あの人と同じことやっているのに成果がでない、才能がないのかななんて考えてしまって、挫折してしまうのです。
計画は誤って見積もってしまうもの
計画というものをたてたことがある人は、誰しもが経験したことと思いますが、
計画で想定した時間は、実際の時間よりも少なく見積もってしまってると思います。
計画よりも、早めに終わって時間が余ってしまったなぁという経験のほうが多い人は稀だと思います。
このことから分かる通り、私達の必要な時間の想定は、実際に要する時間よりも少ないのです。
10ページ読むのに30分で大丈夫だろう。と取り掛かっても1時間使ってしまいます。
こういう10分単位の問題でも、大きく見誤ってしまうのです。
では、それが一ヶ月単位、一年単位の計画ならどうなるでしょう?
一年で終わると思ってたものが、三年かかったなんてことは十分にありえる話です。
まとめ
自分以外の人間は、見えていないところで努力していると想像する。
物事はゆっくりとしか変わらないことを理解する。
自分の能力は過大に評価してしまうことを理解する。