自分がやっていることが良かったのか悪かったのか思い悩むことがありますよね。
その都度、自分の行動が正しいか自問することは大切ですが、評価をくだすのは後でいいです。
あとでしか評価はできないという話です。
今と過去がいいかは未来次第
今の行動が良かったのか悪かったのかを判断できるのは、時がたってからしかできないということです。
成功者は言います。「あの下積み時代がなかったら、今の自分はいない」と
本当にそうでしょうか?下積み時代なんてなくても成功する人は成功しますし、下積みをいくら重ねようが、成功しない人は成功しません。
誰しもがみんな頑張ってます。自分が他の人よりも頑張ったから成功したなんて考えるのは間違っています。あなたより頑張っている人はたくさんいます。
しかし、下積み時代が役に立った、良かったと評価するのは未来の自分であり。最終的に良い状態になれば、下積み時代はいい経験だったと言えるし、最終的に悪い状態になれば、下積み時代は無駄な時間の使い方だったと評価するのです。
つまり、未来がよければ過去は全てよくなって、未来が悪ければ過去が全て悪くなるということです。
ダイエット中にポテチを食べる行為は良い行為なわけがないです。
しかし、ダイエットに成功した人は、「あの時、自分の欲求を我慢せずにポテチを食べたことが成功した要因だった」と語るのです。
過去を大切にしない
過去を大切にしている人が多いように思います。
自分はそういう人間だから、自分はこのように生きてきたから、いまさら変えられないし変わらない
過去の自分なんて、どうでもいいのです。昨日時点で、鯖が嫌いであったとしても、今日の自分が鯖を嫌いでいる必要なんてどこにもないです。
一貫性がある人に対して、人は信頼をよせます。そして、一貫性があることが大切だという考えがまん延しています。
まわりの人にとっては一貫性であることが助かる行為です。いちいち自分の中でのあなたの情報を書き換えずにすみますし、予期せぬ行動には対処できませんから。
いつも始業時間ギリギリにきている人が、いきなり朝一に出社して、掃除をしていたら、周りの人は不安にならざるおえません。
自分が一貫性のある人間だと装うのは人のためであって自分のためではありません。
あなたは人の目など気にせず、変わっていいのです。
思い出は大切にする
過去を大切にしないと言えば、過去のことは忘れ去って、未来のことだけ考えればいいと捉えてしまうと思いますが、それは違います。
過去を大切にするなという表現は誤解を生む表現だったかな?とも思います。
思い出と経験は大切にすべきです。
人の幸福に大きく作用するのが、この2つの要素です。
先ほどあげたように、思い出が、いい思い出になるか、悪い思い出になるかは未来が決めることです。
「今日はいい思い出をつくろう」は間違いです。
今日は目の前のことに集中しよう。そして、過去を良い思い出にするために未来を大切にしよう。
まとめ
未来が良ければ、今や過去なんて全部笑い話です。
未来が悪ければ、どんないい経験も、笑えないです。
今を生きて、未来を大切にする。