超人の物語

なにが楽しい?なにが嬉しい?

なにが好きなの?

一番話がしやすく、ひろがりやすいテーマであり、誰にでもとっつくことのできる質問でありながら、回答を用意していない人が多すぎると感じます。

名前、生年月日、住所の次に聞かれることなのだから、しっかり用意しておきましょう。

嬉しかったこと、楽しかったことはメモする

嬉しかったことよりも、悲しかったことの方が記憶に残りますよね。

けど、嬉しかったこともたくさんあったはずです。それを思い出すだけで嬉しい気持ちになれるのですから、コスパは最高です。

嬉しいことは、すぐに忘れてしまうということを忘れずに、メモをするようにすることが大切です。

振り返ってみると、自分の傾向が見えてきたりもします。

経験と所有のどちらが嬉しいか

人生で嬉しかったことを3つ思い出してみてください。

おそらく、その嬉しかったことは経験にもとづいているものが多かったことと思います。

好きなアーティストのライブに行ったこと、試験に合格したこと、好きな人と出会えたことなど

一方、所有の喜びは少なかったのではないでしょうか?

高級鞄を買ったことが人生で一番うれしかった。車を持ったことが嬉しかった。お金を持ったことが嬉しかった。

所有の喜びが間違っているというつもりはありません。これは、その人の傾向であり、比較的経験的な喜びを重視する人が多いというだけです。

自分は所有の喜びが大きいと感じるタイプなら、所有することに投資する

自分は経験の喜びが大きいと感じるタイプなら、経験することに投資する

楽しい嬉しいと幸せは違う

楽しいことや嬉しいことと、幸せを感じることは違います。

例えば、人間は一定の金銭をもっていることは幸せになります。

そこで、自分が嬉しくなるために、ブランド品を買ったとします。するとお金は減っていき、幸福が遠のいていきます。

幸せの大原則は、現状に満足するということです。

しかし、嬉しいことや楽しいことは、自分の足りないところを埋めてもらう行為であることが多いです。

足りない部分が一時的に埋まっても、また新しい足りない部分がでてくるだけで、幸福にはなりません。

嬉しいことがないと生きられない

嬉しいことと、幸せは違うと書きましたが、嬉しいことがないと生きていけないのも事実です。

あれがしたい、これがしたい。あれが欲しい、これも欲しいの積み重ねて人生は成り立っています。

ですので、嬉しいことを大事にすることは大切です。

しかし、嬉しいことをすることが幸せなことと結びつけるのは危険です。

まとめ

過去に何が嬉しかったのかを思い出して、それに投資しましょう。