物事の継続には報酬を使うのが効果的です。報酬の種類はなんでもいいですが、今回はお手軽にもらえて、非常に嬉しい報酬を紹介します。
期待と現実の差が報酬になる
期待というのは、予想した報酬という意味です。
そして、期待を少なくして、現実の報酬の価値を高く見積もるということです。
あの人がこれやってくれたらいいのにと期待したけど、期待した以上のことをやってくれたから嬉しいというものではありません。
そういう効果は別にあるので、他人に期待しない方がいいというのは真実ですが、今回は自分に目を向けます。
やりたくないものの筆頭として『勉強』『仕事』『運動』を取り上げてみます。
勉強
勉強で得られる報酬は新しい知識です。新しいことを知るということは、とても気持ちいいことです。無理やりやらされる場合が多いので、その快感を感じにくくなっているだけで。
勉強において、期待と現実の差の報酬を実践すると。こんな勉強してもテストでいい点数とれないんだろうなと期待して、実際、テストでいい点数をよって大喜びする。
期待を低くすることも重要ですが、テストでいい点数をとったことを喜ぶというのもポイントになります。
仕事
仕事での報酬といえば、充実感であったり、貢献感ですが。この感覚を持ってる人はやりたくないとは余り思わないでしょうから。今回の報酬は金銭にします。
仕事において、期待と現実の差の報酬を実践すると、これだけ仕事しても、たいしてお金もらえないんだろうなと期待して、実際振り込まれた金額をみて、ニヤニヤすることです。
運動
運動は、勉強や仕事に比べて報酬を実感しやすいと思います。
運動するのは面倒と感じることもありますが、身体を動かしてみると、気持ちがいいと感じられると思います。
運動において、期待と現実の差の報酬を実践すると、運動効果は少ないんだろうなと期待して、実際の気持ちよさを実感するということです。
メリットが大きくないと手をつけない
期待を少なくすれば報酬が大きくなり、習慣化する確率が高くなります。
その反面、手をつけるのが遅くなるというデメリットも存在します。
人間は価値のあると思った行動しかしないので、勉強なんてやっても無駄だと考えている人は勉強をしません。運動に効果なんてないと信じている人は運動をしません。
手をつけるまでは、今からする行動はメリットがあると思い込むのも大切です。
予想できないでもOK
期待は得られるものに対する予想です。その予想をしない、また分からないものにも効果的です。
例えば、初めてやることは、自分に対してどんなメリットがあるか予想がつきません。慣れてくると予想がついてきて、報酬がするなくなってしまいますが。
初期段階はこの効果が顕著といえます。ですので、思いがけない報酬というのも効果的です。
実際どうすればいいのか?
最初は、いまから習慣づけたいことのメリットを並べてメモする。
モチベーションがあがらない時は、そのメモをみて、作業を手に付ける。
習慣づいてきて、だれそうになったら、期待を小さくする。
まとめ
このテクニックは継続できない人に対してのテクニックです。
ものごとを始められないという人は別のテクニックを使いましょう。