やめたいことを、やめる!と決心してもなかなか辞められないものです。
やめられない理由の一つとして代替行動を用意していないということがあります。
やっていたことには意味がある
なかなかやめられないものには意味があります。
甘いものがやめられないのは、意志が足りていなからではありません
栄養不足かもしれませんし、口寂しいからかもしれません、自律神経が乱れているからかもしれません。
やっていた意味を無視して、やめようとしたところで根本は解決できていないので、意志の力がなくなったところで、また始めてしまいます。
交代するという考えをもつ
やめたいけど、やってしまうものの意味を把握できたなら、同じ役割ができそうなものと交代していきます。
ゲームをやめたいから、代わりに勉強するではいけません。ゲームに求めていることと勉強に求めていることの差異が大きすぎるからです。
ピッチャーの代わりはピッチャーしか任せられません。
甘いものを食べてしまう意味が栄養不足なら、栄養のあるものを食べる。
口寂しいからなら、ガムを食べる
自律神経が乱れているからなら、食べる以外の落ち着けることをする。
無意識の行動を意識するようになる
やってしまうものの意味を把握するには、無意識にやってしまっていることを意識するという方法があります。
- なぜこれをしようとしているのか?
- 身体はどんな感じだ?ドキドキしてるのか、焦っているのか、落ち着かないのか
- 今、または直前に何をしていたか
- 本当にやらないといけないのか
落ち着かないから、落ち着くためにやっていることだと気づけば、自分が落ち着ける行動と交代できます。
まずは観察することが始めです。
目標は能動的に言い換えることができる
やめるのではなく、交代することが目標なのだとしたら、目標を能動的に言い換えることができます。
煙草をやめる → 煙草のかわりにガムをかむ
お菓子をやめる → 栄養のあるものを食べる
夜更かしをやめる → 朝に楽しいことをする
しない目標というのは、する目標より難しいといわれています。しない目標をする目標にするだけでも、達成率があがります。
まとめ
行動には何かしら意味がある。
その意味に逆らわず、よりよい代替行動をとっていく