準備をしないということが、かっこいいという価値観が存在します。
部活でロクに練習しないのに、試合当日だけきて活躍するという人に憧れた人もいることでしょう。
その価値観は否定しませんが、それを真似して、自分が準備をしないというのは違います。
準備しまくった先に準備しないがある
最初は苦労するけど、何度もやっているうちに簡単になってくる。これは法則で全てのことに通じます。そして実感していることと思います。
今普通に歩けているのは、幼少期に歩く訓練を何回も重ねてきたからです。いままで何回転びましたか?
1歳児が大人の真似して歩こうとしても失敗するのは目にみえてます。
子供が日々歩けるようになっていく姿を見るのは感動すらします。その努力を恥ずかしいこと、かっこ悪いことなんて考えている人はいないのです。その頑張ったが人を感動させるのです。
みんな準備してきている
準備をしない人を俗に天才と呼ぶことがありますが、彼らは幼少期に準備をしてきています。
小さいころに様々なものに触れて、学習効率のいい脳に作り変えているから今そうなっているだけです。小さいころに脳を育てる行為をしてこなかった人が、そのつけを今払っているということです。
ぶっつけ本番をしているように見えても、脳内で何回もリハーサルを重ねているかもしれません。
「俺、全然試験勉強してないわー」というセリフを真に受けていませんか?
中には天才と呼べる人がいると思いますが、99.9%が凡人だと思って間違いないでしょう。
若い時の投資は大きい
子供のころに準備をしていれば、いま準備をしなくていい
子供のころの投資は、10倍にも20倍にもなって返ってきます。
今、この時があなたが一番若いときです。今の準備を未来に先送りしないようにしましょう。
準備は経験値を跳ね上げる
ものの価値は、対価の価値である。
私たちのもっている資産でもっとも大切な資産は時間です。時間をかけることが手に入れたものの価値を高めてくれるのです。
同じものを手に入れるとしても、簡単に手に入れた人はそれに価値を置かず、苦労して手に入れた人はそれに価値を置くのです。
「人を傷つけてはいけない」こんな教訓を学校で先生に教えてもらって手に入れる人と、それを体験して身につける人とでは、その教訓の価値が変わってきます。
前者は明日には忘れ、後者は一生肝に銘じることでしょう。
テストを用意する
目標と期間はたいせつです。
なんとなく痩せたいな、なんとなく英語が話せるようになりたいなでは、準備に対する姿勢が変わってきますし、そんな準備は続きません。
いつくるか分からないプレゼンを用意しつづけるのは苦行です。
ちゃんと、具体的な期限と目標を設定することが大切になってきます。
セルフハンディキャップを克服しろ
心理学の世界にセルフハンディキャップという考え方があります。
【もし全力を出して失敗したら自分が傷つくから、本気を出さないでおこう】という考え方です。
テスト前に部屋の掃除したくなるのは、このせいとも言われています。
「全力を出したんだから悔いはない」と言えることは凄く気持ちのいいことです。
そして、後悔として多いことは「あの時全力を出せばよかった」です。
セルフハンディキャップの克服方法としては、成長マインドセットの考えが役に立ちます。
まとめ
本番は準備、準備が本番です。
準備のしすぎで、テストをしないというのは避けましょう。
いいバランスでやるのが大事です。