お菓子が好きだからやめられない。テレビが好きだからやめられない。
そんなに好きなら、美味しそうにお菓子を食べて楽しそうにテレビをみたらいいのに
その好きは嘘ではないけれど、本当でもないかもしれません。
やったことを好きと思う
人間には行動した後に、あとから理由をつけようとする仕組みがあります。
ただの反応による行動でも、自分の意思でやったと思い込むのです。
習慣でお菓子を食べていただけなのに、お菓子が好きだから毎日食べているんだと考えるようになり
惰性でテレビをつけていただけなのに、テレビが好きだからテレビをつけているんだと解釈しようとします。
助けた人を好きになる
この仕組みを利用したのが、助けた人を好きになるです。
助けられた人をすきになるじゃないの?と思われがちですが逆です。
相手を助けたということは、好きな人にしか普通手助けをしないものだから、自分は相手のことが好きなのかもしれないと解釈してくれるわけです。
好意をもってほしい相手には積極的に助けてもらいましょう。素直に助けてくださいといって効果ありますよ。
つりばし効果も似たようなもの
つりばし効果とは、恐怖心のドキドキと好きな人といるドキドキを区別できないので、相手のことが好きと勘違いしてしまう現象です。
テレビを見ると恐怖でドキドキするでは、コントロールできるかできないの差はありますが、自分の行動に理由をあとづけしたくなるものなのです。
やりたいかやりたくないか
好きだからやめられないのではなく、やめないから好きと思ってるという可能性があるという話でしたが。
やりたいかやりたくないかで判断できるものは判断していきましょう。
サッカーが好きだ 好きだからやりたい。から サッカーがやりたいからやりたい。
お菓子が好きだ 好きだから食べたい。から お菓子が食べたいから食べたい
- ダイエットしたいけど、お菓子が好きでやめられない
- しっかり寝たいけど、テレビが好きでよふかししてしまう
- 資格の勉強したいけど、家についたら、ついゲームをしてしまう
自分が思い描く生活に不必要ならば、本当に好きだったとしてもやらない
罪悪感を抱く好きは必要ない
いちど手放してみて、必要だと気づいたら、また取りに来ればいい。おそらくなくても困らないことに気づけるから。
まとめ
脳には、よくも悪くも自分がやったことを好きと思う仕組みがあるので、勉強を続けていたら勉強が好きになる。運動をつづけていたら運動が好きになるなんてこともありますので、仕組みを理解して上手に付き合っていきましょう。
できない、やらない理由に好きだからを使わない。