超人の物語

決断は速度命でなくてもいい

速度は何よりも重要視されるべきですが
だからといって、決断を何が何でも急いでする必要はありません。

決断においても早さは武器になりますが、必要な思考をへずして行った決断はいいものとは言えません

決断は中庸

決断の中には、取り返しのつかないものがたくさんあります。
取り返しのつかない決断の方が多いかも知れません。

みんんば悩みすぎの傾向にあるので、世間は「さっさと決めろ」という流れになっていますが、もちろん早ければ早いほどいいというわけではありません。

なにごとも中庸です。

考えてばかりで何も行動できていないなら、決断しろ
行動ばかりで何も考えていないなら、考えろです。

このバランスが、どちらに偏ってもよくありません。

行動は早く

決断は急がなくてもいいですが、行動は早くが鉄則です。

新規事業を開拓する決断は急いでする必要はありませんが
例えば
新規事業を始めるかどうかを判断する材料集めは早いほうがいいです。

本当にに需要があるのが、費用はどれくらいかかるのか、知識のある人間はいるのか
こういったもののリサーチは、速度命ですので、即取り掛かったらいいです。
新規事業を始めると決断してから、情報集めを始めるは順番が逆です。

そして、やると決めたら今日からやる。
やめると決めたら今日から止めるです。

決断→行動は、速度重視
思考→決断は、効率重視

決断が早いが有能にみえる罠

即断即決の人が有能に見えてしまうという現象もあります。
これが、私達が陥る罠です。

周りからかっこよく見られたい私達は、かっこいいと思われたい一心で、考え無しで決断していることもあるでしょう。

そして私達は、決断の早い人をできる人間扱いしてきたことでしょう。

しかし、それは間違いです
有能な人は、決断が早い人ではなく、決断が的確な人です。

速読に似てますね

読書は、本の内容を理解した上で行うならば、速い遅いで言うならば、速いほうがいいです。
ですが、速読することが目的になり、本の内容は理解していなくて、本をたくさん読んだという満足感だけが存在している状態に似ています。