超人の技

知ってる内容の本を読む

本は新しい知識を仕入れるために読むものと考えてませんか? そういう側面は強いですが、新しい知識がない本を読む価値もありますよ

本の選び方

本を選ぶ基準として難易度があります。 むしろ、難易度が全てです。

5割知っていている内容で、5割知らない内容くらいの難易度がいいとされています。 一番やる気もでて、読み進められるそうです。

簡単すぎても退屈、難しすぎても読めないとなるわけですね

ただ、注意点としては、パラパラ読み、立ち読みでは 7割知っている内容、3割知らない内容くらいの本がいいです。
というのも、人は自分はものを知っていると錯覚してしまうからです。

体感7割知っている内容、3割知らない内容くらいの本は
実際は5割知っていている内容で5割知らない内容になります。

体感5割知っていている内容で、5割知らない内容の本は
実際は3割知っている7割知らない内容の本になります。
難しくて挫折します。

10割知っている本も読む

10割知っている本も読む価値があります。
本は未知の知識を仕入れるためだけのものではないのです。

何度も読むことによって頭に定着をうながすこともできますし
読むたびに新しい何かが結びついたりします。
自分の考えと同じ考えの人がいたら自信がついたり、やる気がでたりします

経験が増えて理解度が増す

例えば、「睡眠不足だと怒りっぽくなるよ」と知識を以前に読んで知っていたとします。

2回目読んだ時に、そういえば昨日~さんが機嫌悪かったな 寝てないとも言っていたから、原因はそれかもしれない
と実体験と絡めて理解できたりします。
すると、その知識は忘れにくいです。

本に書いてある内容は変わってませんが、自分の人生経験が増えたことで、知識を自分のものにできたわけです。

なんだかんだ新しい発見はある

10割知っている本、すでに読んだことがある本でも、読んでみると学びはあります。
以前読んだときは見落としてたというのもありますし、新しい解釈が生まれたりもします。

10割知ってる本なんて、そもそも存在しないのかもしれません。

やる気がでる

本に書いてある内容が、自分の思考や行動と同じだと自信がつき、やる気がでます。

例えば、「トイレ掃除をすると成功するよ」という知識をすでに知っていたとします。
松下幸之助さんもトイレ掃除を率先してやってたのかという文を読むと、今一度気が引き締まる気がしませんか?
自分のやっていることは間違いじゃなかったんだと自信がついたりもします。

すでに知っている話でも、やる気をあげてくれるのですね

本がどんどん読めるようになる

本を読めない人は、本を読破した経験が少ないです。
結論的には、本は部分読みでいいので読破なんかしなくてもいいと思いますけれど、
読書初心者は読破をめざしたほうがいいと思います。

その理由は、読破した本の量に応じて本が読めるようになるからです。

読破した本の量は、どんな本でも構いません。
小学生向けの本でもいいですし、絵本でも構いませんし、写真集でもいいでしょう。

自分は本を読める人間なんだと自分の脳に思い込ませる作業なので

全く本に触れてこなかった人がが最初から5:5で理解できる本なんか買っても読めません。
本への苦手意識を強くするだけなので、捨ててください。
まずは10割知っている内容の本を読みこなすことから始めましょう、