超人の技

習慣初心者は、幅を大きく取る

習慣化テクニックの話
初心者向け

枠組みを広く取る

習慣化するには
習慣を続けられている感覚と習慣を続けてきた実績が重要です。
この2つは、全ての習慣に波及していきます。
まずは、この2つの要素を養うことが最重要課題です。

そして、それを叶える方法が、枠組みを大きくとるという方法です。

筋トレを例にとりましょう。
「10時からジムでベンチプレスをやる」
これが枠組みの狭い習慣です。

「1日うち、どこかで、筋トレに関係する行動をとる」
これが枠組みの広い習慣です。

どちらが継続できそうでしょうか?
おそらく後者だと思います。

時間の幅、場所の幅、行動の幅は広く広くです。

理想は夜、カレンダーの前でできることです。

カレンダーに◯をつける際に
「あっ今日はなにもやってない」と気づいた時に、すぐにスクワット一回して完了!とできることです。

時間、場所、方法を明確化することのメリット

習慣化のテクニックの1つとして
具体的に時間と場所を明確に決めるというテクニックがあります。
いつ、どこで、どのようにやるかを明確に決めているほうが、実行率があがります
なにも決めていない場合と比較して、およそ2倍以上とも言われています。
とても強力な方法です。

しかしこの方法は、実行率はあがるのですが、継続率は下がるのです。

毎日13時に図書館で英語の勉強をすると決めたとします。
13時に別の予定がはいった場合は継続失敗です。
図書館が閉まっていた場合は継続失敗です。
英語の本を忘れてしまった場合、継続失敗です。
他にもいろいろな阻害要因があるでしょう。

何も決めていない場合に比べて、英語の勉強する確率は格段にあがります
ですが、「今日は勉強したのか?」という質問に対しては×が並ぶ確率が高くなります。

時間、場所、方法を明確化するのは、1度きりの行動に使うか
習慣づいてきた習慣をより強固な習慣にするために使いましょう。

具体的内容も大切

幅を取れといいましたが、具体的内容も大切です。
筋トレという枠組みを作るならば
①腹筋一回
②腕立て一回
③スクワット一回
④トイレでアイソメトリック運動
⑤貧乏ゆすりを10秒する

レパートリーを書いて、この内1つでもこなしたら◯とする。

レパートリーがないと
よしっ!筋トレやるぞ となっても何したらいいか分からなくて、結局何もしないということになりかねません。

勉強するぞと席についたはいいものの、で?何をどう勉強すればいいんだ?となった経験がある人も多いはず

なにがなんでも、カレンダーに◯を

習慣化初心者の方は、カレンダーに◯を31個続けて書いてみてください。
まずは、どんな手段を使ってでも1ヶ月間続ける。

どんな屁理屈をコネても、どんなにずるいことしても構いません。
なにがなんでも31個◯を続けて書いてみる。
すると見える景色が変わってきます。そしたら次の段階へ進みましょう。