超人の技

感覚目標と数値目標を両方持つ

人の目標設定は大きく2分されます。
それは、感覚的目標と数値的目標です。

どちらの目標が得意かは人によって違いますが、偏りはあります。

感覚脳か数値脳か

自分が感覚的目標の持ち主か、数値的目標の持ち主かは自分で把握できると思います。

一年以内にTOEICで500点をとるという目標でやる気が出るのが、数値的目標脳の人
英語を使って、活躍したいという目標でやる気が出るのが、感覚目標脳の人です。

数値的目標脳の人は、感覚的目標脳の人の目標は分かりづらい思うし
感覚的目標脳の人は、数値的目標脳の人の目標は分かりづらいです。

ですが、実際は完全に二分されているわけではなく、グラデーションです。
どちらかが強い弱いはありますが、どっちも多少なりともあるという認識でいいかなと思います。

自分と逆の目標をサブ目標とする

自分が数値脳である人は、数値目標を自然と設定していると思います。
ですが、感覚目標はおざなりです。

数値脳の人は、感覚目標をメイン目標としなくてもいいですが、サブ目標としてもっていましょう。
自分の小さな感覚部分も目標達成に協力してくれるようになります。

感覚脳の人は、感覚目標をメイン目標として設定しつつ
数値目標をサブ目標として設定しておきましょう。
自分の数値部分も目標達成に協力してくれるようになります。

教えたがりは数値脳の人

SMART目標というのを聞いたことがあるでしょうか?
簡単にいうと、数値目標ですね。
けれど、SMART目標を設定した人の半数はしっくりこなかったかと思います。
それは、人口の半分は感覚脳の持ち主だからです。

では、なぜSMART目標が流行ったのかと言うと、皆が賛同したからではなく
会社経営者、指導者に数値目標脳の人が多いからです。
自分に合った方法だから、全員に俺と同じ方法を使えと言うわけですね。

会社で「みんなが笑顔の世の中をつくりたい」なんて言ったら笑われるわけですよ
そんなことより、目の前の数字をあげろと言われる
それで、しぶしぶモチベーションのあがらない数値目標を掲げることになってしまうのですね。

まとめ

自分が数値脳なのか、感覚脳なのかを把握する。

数値脳の人は、数値目標をメイン目標に、感覚目標をサブ目標に設定する。
感覚脳の人は、感覚目標をメイン目標に、数値目標をサブ目標に設定する。