中の下戦法とは、自分のことを中の下ランクだと思うことです。
自分は平均以上と思いたがる
自分は平均以上だと思う傾向をレイク・ウォビゴン効果
もしくは、そのままの平均以上効果と言ったりします。
自分が平均以上だと考えることでのメリットは、自信を持てて、優越感に浸れる。前向きになれるということくらいです。
自信、優越感、ポジティブというのは、成功や成長とは関係ないわけです。
といっても全く無駄ということでもなく
自信や前向き感情がなくて行動できない人は、自信によって行動につながるなら必要な要素です。
普通になりたがる
人間には、普通になりたがるという性質があります。
自分が下だという認識があるなら、向上心がいつもより湧いてくるわけですね。
高い能力なら、それを伸ばそうとするのではなく、それは落として
苦手なところをカバーしようという心理が大きくなります。
高い能力を、さらに伸ばそうとは思いにくいのはそのためです。
中の下という認識がいいのは、自分は平均以下であることを認識すると向上心が大きくなるという点です。
謙虚になる
中の下戦法での1番のメリットは、自分が謙虚になれるという点です。
謙虚という感情は、他人の意見を素直に聞き入れる姿勢を与えてくれ。成長を加速させてくれます。
謙虚な人は、周りからも評価され、助けてくれる人が多く現れます。
コミュニケーションとうい面においても、謙虚な姿勢というのは大きなメリットなのです。
下の下では、卑屈になるだけ
向上心が大事というならば、自分が下の下と思うのがいいのではないか?そういった疑問があるかと思いますが
自分が下の下だと思うと、逆に努力しなくなります。
理由は、全く手が届かないと思ってしまうからです。
人は、手が届くと思うからこそ、努力をするものです。
自分には到底できないもの、ことを見ると、どう思いますか?
私とは、住む世界が違う。
才能をもっていないとダメ
人智を超えている
経験あるかと思いますが
こういった自分にはできない言い訳が、めっちゃ湧いてくるわけです。
自分はこれが苦手だから、それの努力は無駄という結論に飛びつきたくなっちゃうわけですね。
中の下という、自分は努力すれば、中の中になれるんだという位置にいることが大切なのです。
めとめ
うぬぼれが、自己成長を阻害するよという当たり前の話ではありましたが
目標とする人と比較する方法よりも、平均と比較すること
まだまだと考えるより、まだと考えるほうがよい理由を紹介しました。